今日は珍しく2週続けての参加です。
今日は良く見かける、でも話もしたことのない女性に
相手は居るのかと問いかけたら、『居ますので・・』と
言う返事だったので、振られてしまいました。
最後に残った方は新人さんで、リングも持っていない、
と言う事で、相手が見つからない様子だったので、
『リングが無くても大丈夫ですよ』と声掛けして、
一緒にやる事にしました。
お尻と太ももをやりたい、との事だったので、やって
貰いました。
背中ユラシから、足の長さを見て、(彼女は逆に見ていた)
お尻の筋診断をして、太ももの筋診断をして、まず太もも
の施術に入りました。
そのころから、私の教え癖がにょきにょき頭をもたげて来て、
教え魔に変身していました。
先ずは、背中の揺らし方から、殆んどの方が押す方ばかりに
力が入っていて、左右平均には出来ていないんですね、
彼女は白衣を持ち上げてフリフリするタイプでしたが、
何か不十分の感じを受けましたので、私のやり方を直伝
しました。
私のやり方は自分の肩を患者さんの背骨の上に位置して、
左右均等に揺らします。
聞いたら、とってま気持ち良い、との事で、やり方を
教えてあげました。
そのころ、見学者が現れ、大臀筋、小殿筋、ハムストリング筋とか
やってあげました。
見学者に解説しながら施術してあげました。
その後、患者役と見学者が入れ替わって、肩こりの矯正を
しました。
私のやり方は、学院で教わったそのままの施術では無くて、
4年間以上の経験から、『新リンパ療法』の基本はそのままにして、
①自分が疲れたり、怪我したりしない。
良く、一人やっただけで、疲れてしまって、自分が施術を
受けたい感じになる。
とか、指を痛めてしまって、施術できなくなってしまった。
とか聞きますが、私は一日に5人やっても、疲れとか痛みは
無いですね。
その様な、施術を自分で開発?して実践してますから。
②患者さんに痛くしない、疲れさせない。
殆んどの先生は、筋診断で力いっぱい、そして長く(3秒位?)
やっていますが、これだと力比べになってしまって、施術者も
疲れるし、患者さんも疲れ果ててしまって、果ては足がつってしまった、
とかになってしまうんですよね。
私の場合は、理想は0.2秒、一瞬で患者さんの障害側を
感じ取る事が出来ます。
力も、殆んど入れません、患者さんの力の範囲内で
行いますので、患者さんへの負担もほとんどないと思います。
③最小のパワーで最大の効果を引き出す。
疲れないやり方として、出来るだけ小さな筋肉は使わない。
小さな筋肉を使うと言う事は、その筋肉の最大値を
使うので、その筋肉にとってはとっても疲れますよね。
でも、私は小さな筋肉(指先とか腕の筋肉)は殆んど使いません。
筋肉を掴む(掴まなくても良いですけど)だけです。
筋肉を逃がさない様にしたら、体を動かして、患者さんの
筋肉にアプローチします。
体を揺らすので、自然に動きはゆっくりになります。
体を揺らすだけなので、筋肉に負担は掛かっていません。
結果的に疲れない方法と言えます。
そして、最も重要なのは、筋肉の可動範囲の限界から
限界まで振ってあげる事です。
手先だけでのフリフリでは、ふり幅はそれ程大きく
出来ません、無理やりやると患者さんが『痛い、痛い』と
悲鳴を上げます。
今日の鍛錬会でも、お隣さんが盛んに悲鳴を上げていました。
私は、ゆっくりと、そして、可動域の限界から限界まで
しっかり押し、引きするので、『究極のストレッチ』を
している事になります。
なので、痛く無いのに『効く』んです。
この方法が『守破離』の離の部分かな、と思います。
新リンパ療法の基本はしっかり守りながらも、自分の方法を
見つけ出し、それが出来たら師匠と離れていく。
こうして私が身に着けた方法は沢山の方々に伝授して
行きたいと考えていて、鍛錬会だけでは到底伝授する
事は不可能ですので、毎月第一金曜日に練習会を
開くことにしました。
リングが無い人なら、無いなりに施術できますし、その人
その人に見合った方法を伝授しますので、気軽に参加してみて
下さい。
以上